第一種冷凍機械責任者概要

以前に第一種冷凍機械責任者の記事を少し書きましたが今回は無事めでたく取得できましたので
実際に取得までに経験したことを紹介したいと思います。
第一種冷凍機械責任者は全ての冷凍(1日の冷凍能力に制限なし)の製造施設に関する保安
(冷媒ガスの種類の制限なし)に携わることができます。
試験は学識と保安管理技術と法令の3科目あります。
本試験で3科目受験する方法と講習で検定試験を受けて2科目免除して法令のみを受ける方法が
ありますが、本試験で3科目受験するのは難易度がかなり高いので講習のほうをおすすめします。
講習は1日目は法令で2日目は学識で3日目は保安管理技術の3日間あります。
ですが、、この第一種冷凍機械責任者の講習開催地は全国都道府県で5カ所しかありませんw
ですので遠方の方は泊まり込みが必須になると思います。
講習日は開催される会場によりますが4月~5月で検定試験は5月の最終日曜日にあります。
講習から1カ月程で検定試験となりますのであまり勉強時間がありません。
東京の2回目になると2週間程しかありませんのでかなりきついと思います。
講習会場の人数は会場によりますが限りがあるので早めの申し込みをお勧めします。
主が受講した会場は250人以上いたのですが、これが会場の後ろのほうの席になると講師の声が
聞き取りにくいわ、ホワイトボードに書かれたことなんかは視力5.0くらいないと見えないくらい遠いですw
しかも長机で3人掛けなのでかなり狭いですw
まさに寿司詰め状態です笑。

席は決まっているので完全に運なんですが特に学識は前のほうで受講したほうが有利になりますね。
講師によってかなり当たりはずれがあるようで当たりの講師なら重要なところは詳しく言ってくれます。
特に重要なところは講師が言ってくれますが講師は出題傾向は知っているようですが、問題を作ってる
わけではないのでどこが出るかはわからないようです。
でも、だいたい講習で重要って言ってた部分は出ていたような気がします。
講師の話してる一言一言が重要なので居眠りせずにしっかり聞いてマーカーなり書き取りなどした
ほうがいいです。
主の会場の学識の講師は当たりだったようで出題傾向は100%当たってたので助かりました笑
一番の難題が学識だと思う人が多いと思いますが計算が苦手という人も大丈夫です!
学識の出題傾向で計算や公式は絞られていますので繰り返し問題を解きまくれば何とかなります笑
検定は学識と保安管理技術のみで近年では合格率は50%~70%です。
講習受験料は(検定代込み)でインターネット申し込みで23000円です。
尚使用テキストは講習受験料に含まれてないので別途購入が必要です。
また検定合格すると講習修了証明がもらえますが、その効力は一生有効です。
検定合格者は11月の本試験を学識と保安管理技術の免除できて法令のみの受験となります。
2科目免除の合格率は90%くらいとなっており高確率で合格しています。
本試験の受験料はインターネット申し込みで12400円です。
講習受講の際に絶対用意しなければならないテキストがあります。
・上級冷凍受験テキスト
リンク
講習会場でも買えますが事前に用意しておくと安心です。
この他にも講習会場で
・高圧ガス保安法概要 (700円)
・検定用過去問 (1部 200円)
この2種類も購入しておいたほうがいいと思います。
特に検定用過去問は5年分ほど購入するのを、お勧めします。。
第一種冷凍機械責任者の勉強方法

検定の試験科目と出題数は
①学識 計算問題記述式4問 選択式10問 120分
②保安管理技術 選択式15問 90分
で学識の採点方法は特殊で答えはもちろんですが途中の計算の記述を重要視しているようです。
最終の答えは間違っていたとしても途中の計算式で何点か加点されるそうです。
要はちゃんと問題の解き方がわかってるかどうかを見ているようです。
一冷の答えは少数点や繰り上げなど明記されてないので、はっきりした答えはないのかもしれません。
学識で選択式問題が10問あるので、そこでぜひとも点数を稼いでおきたいものです。
学識、保安管理技術それぞれで60%以上で合格基準となります。
勉強方法は講習で重要と言われたところを復習し特に計算問題が解けないと合格することができないので
テキスト、問題集、検定過去問を繰り替えし何度も解いていきます。
計算問題を解くには公式を暗記し何度も何度も繰り返し問題を解けば自然と体が覚えます。
ちなみに主が使用した書籍は
・図をかいてサクサク解けるシリーズ学識の計算問題 ~第一種・第二種 冷凍機械責任者試験受験対策~
リンク
で計算の理解力と精度を底上げしました。
兎に角講習から検定試験まで1カ月程しか時間がありませんので短期間で濃厚な勉強が必要です。
めでたく検定試験に合格することができましたら11月に法令試験のみを合格すれば資格ゲットです!
法令試験で使用した書籍は
・冷凍機械責任者(1・2・3冷)試験問題と解答例
で合格することができました。
勉強時間は検定は1カ月で毎日3~4時間勉強しました。
本試験の法令は1カ月で30時間ほど勉強しました。
第一種冷凍機械責任者の取得により得られるメリット

第一種冷凍機械責任者試験を取得すると設備管理では会社によりますが5000円~10000円の
資格給がもらえます。
また保安責任者として資格の名義を使用すると5000円~10000円程度もらえます。
さらに、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。
第一種冷凍機械責任者の取得方法まとめ
第一種冷凍機械責任者試験は電験三種並みに難しいと思われてる方も多いと思います。ですが実際はそれほどでもなく講習によって更に取得しやすくなっています。
講習検定ですと出題傾向もわかりますので覚える計算式や公式を繰り返し練習すれば十分合格はできる
ので頑張って取得してください!

スポンサードリンク
コメント