第三級陸上特殊無線技士概要

第三級陸上特殊無線技士は無線電波を取り扱うために必要な資格の一つです。
第三級陸上特殊無線技士の操作範囲は、
・陸上の無線局の無線設備(レーダー及び人工衛星局の中継により無線通信を行う無線局の
多重無線局を除く)で次に挙げるものの外部の転換装置で電波の質に影響を
及ぼさないものの技術操作
①空中線電力50ワット以下の無線設備で25010KHzから960MHzまでの
周波数の電波を使用するもの
②空中線電力100ワット以下の無線設備で1215MHz以上の周波数の電波を使用するもの
と規定されています。
また、ドローンという有名な無人で飛ばせる飛行機がありますが、このドローンには電波の周波数が
2.4GHzと5GHzに大きく分けられており、一般的に市販されているドローンは2.4GHzの電波に
対応し、産業用や競技用のドローンは5GHzを使用しています。
ドローンを飛行使用時に2.4GHzの電波を使用する場合には無線技士の資格は必要ありません。
産業用や競技用の機体が使用する5GHzの電波には、テレビ中継やタクシー無線に使われており、
混線する可能性があるので、国家資格の無線技士の資格が必要となります。
その他、ドローンには様々な制約がありますが、ここでは割愛させてもらいます。
また、講習によって取得することもできるそうですが(検定試験あり)それもここでは割愛させて
もらいます。
受験資格は特に無く、誰でも受験することができます。
試験は2月、6月、10月の年3回あり、全国で行われております。
合格率は比較的高く80%くらいとなっております。
受験料は5163円です。。

第三級陸上特殊無線技士勉強方法
試験科目と出題数は
①無線工学 12問
②法規 12問
の二つの科目で出題されます。
1問あたり5点の60点満点(合計120点)で、合格点はそれぞれ40点(合計80点)に
達しなければなりません。
勉強方法は参考書などありますが、いい本がありせんし、簡単な試験なのでネット等にある
過去問を繰り返すことで合格することができると思います。
ちなみに主が使用した書籍は
・特殊無線技士問題・解答集 誠文堂新光社
リンク
の1冊で、ネットの掲載されてる過去問との併用で合格することができました。
勉強時間は30時間程度で1カ月あれば合格基準に達するでしょう。
第三級陸上特殊無線技士取得により得られるメリット
第三級陸上特殊無線技士を取得すると設備管理では会社によりますが500円~1000円の
資格給がもらえます。
さらに、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。
第三級陸上特殊無線技士まとめ
第三級陸上特殊無線技士は無線技術の入門と呼ばれています。
無線に興味ある方やドローンに興味ある方も多いと思います。
試験も比較的簡単なので挑戦してみてください。

スポンサードリンク
コメント