工事担任者AI3種の概要

工事担任者にはAI種とDD種があり、それぞれ3種ずつあります。
その上にAI・DD総合種という資格があり、これはAI1種とDD1種両方を兼ね備えてるということに
なります。
主はAI3種を取得してるので、それを踏まえて説明していこうと思います。
まずAI種はアナログ回線及びISDN回線(デジタル信号でデータを転送する回線)の施工に
必要な資格です。
そしてDD種はADSL回線(アナログ回線を利用して接続するインターネット用の高速回線)や
光回線等の施工に必要な資格です。
その中でAI3種はアナログ電線路設備に端末を接続するための工事(端末設備に収容される
電気通信回線の数が1のものに限る)及び総合デジタル通信用設備に端末設備を接続するための
工事が(総合デジタル通信回線の数がインターフェースで1のものに限る)という制約があります。
近年ではインターネットの時代であり、電話もスマフォの時代です。
固定電話もアナログではなく光がほぼほぼなのでこの資格は総合種を取得するのを見据えての
アナログ技術の基礎を学ぶためと認識しています。
受験資格は特になく、誰でも受験することができます。
試験は5月と11月の年2回行われています。
合格率は近年では約50%くらいとなっております。
受験料は8700円です。
工事担任者AI3種勉強方法
試験科目と出題数は
①電気通信技術の基礎 22問
②端末設備の接続のための技術・理論 20問
③端末設備の接続に関する法規 20問
の62問で2時間の試験です。
各科目とも60点以上で合格とみなされます。
3科目それぞれが60点以上での合格でなければなりません。
ですが、工事担任者の試験には科目免除という制度が設けられているので、もし
一部の科目でも合格していれば有効期間3年間のうちに次の試験に活かせます。
勉強方法は参考書を熟読し、問題集、過去問を解いていき、間違えたり、わからないところが
あれば、また参考書で復習し、過去問を解いていくっていうことで力がつくでしょう。
ちなみに主が使用した書籍は
・AI3種標準テキスト改訂版 リックテレコム
リンク
・AI3種精選問題 リックテレコムリンク
の2冊と、あとはネットの過去問で合格することができました。
勉強時間は80時間程度で2~3カ月あれば合格基準に達するでしょう。

工事担任者AI3種取得により得られるメリット
工事担任者AI3種を取得すると設備管理では会社によりますが500円~2000円の資格給が
もらえます。
さらに、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。
工事担任者AI3種まとめ
工事担任者AI3種はアナログ通信技術の入門と呼ばれていますが、電気工事士よりも
難しい感じがしました。
計算もそこそこあり、初めて見る問題もあるので最初はとまどうかもしれません。
ですが慣れれば結構大丈夫なので安心して挑戦してみてください。
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