建築物環境衛生管理技術者概要

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建築物環境衛生管理技術者は通称ビル管と言われ、ビルメン3種の神器の中では一番難易度が

低いと思います。

かといって、一番難易度が低いといえど、出題範囲が非常に広く、それなりの勉強時間が必要です。

主は2回目でなんとか合格することができました。

この資格は試験の難しい年と簡単な年が交互に行われている性質があり、難しい年は合格率は低く、

簡単な年は合格率は高くなっています。

ビル管は建物管理の最高責任者になれる資格で、オーナーやテナントに対して意見を述べる権利

があります。

面積3000㎡以上の店舗や事務所、博物館、ホテル公共施設や8000㎡以上の学校施設には必ずこの資格を

持ってる人を選任しないといけません。

建築構造や設備、室内環境や衛生に関する知識に基ずいて室内環境、給排水、清掃、害虫・ねずみ駆除、

廃棄物などビル管理に関する幅広い管理をすることが主な仕事です。

受験資格は環境衛生上の維持管理に関する実務に業として2年以上従事された人で

受験資格に該当するものは

・興行場(映画、劇場など)、百貨店、集会場(公民館、結婚式場、市民ホールなど)、図書館、

 博物館、美術館、遊技場(ボーリング場など)

・店舗、事務所

・学校(研究所含む)

・旅館、ホテル


等で、また受験資格に該当しないのは

・倉庫、駐車場、工場(浄水場、下水処理場、清掃工場、製造工場等)

・その他特殊な環境(通信施設、発電所等)

受験資格に該当しません。

この資格は試験の難しい年と普通の年が交互に行われる性質があり、難しい年は合格率は低く、

普通の年は比較的に合格率が高くなっています。

近年の合格率は高いときと低いときとありますが15%~20%ってとこです。

受験料は13900円です。

2週間程の講習で取得する方法もありますが(検定はあります)ここでは割愛させていただきます。





建築物環境衛生管理技術者勉強方法


試験科目と出題数は

午前

①建築物衛生行政気論 20問

②建築物の構造概論 25問

③建築物の環境衛生 45問

午後

④空気環境の調整 15問

⑤給水及び排水の管理 35問

⑥清掃 25問

⑦ねずみ、昆虫等の防除 15問


の180問で5つの選択肢から一つ選ぶマークシート方式です。

合格基準は各科目40%以上で、トータル65%以上で合格です。

トータルで117問で合格ということです。

勉強方法は試験範囲が広すぎるので完璧を目指すと相当骨が折れることになる為、

参考書を一読し、過去問(赤本と言われてる物)を解いていき、正解以外の解答も全て復習

することです。

主は過去問10年分を3回通りこの方法で勉強して合格しています。

ちなみに主が使用した書籍は

・完全突破!ビル管理技術者技術者テキスト(第2版) 森北出版



・ビル管理士試験模範回答集 日本教育センター 
(※通称赤本)



の2種類で、赤本に関しては1冊で過去問6年間分掲載されていますので10年分になるように

2冊購入しています。

1年分で180問あるので10年分=1800問もあるので過去問だけでも相当かかります。

主は3回通り解いたので合計5400問過去問したことになります笑

勉強時間は人によりますが200時間程度で6カ月あれば合格基準に達するでしょう。


建築物環境衛生管理技術者取得により得られるメリット


建築物環境衛生管理技術者を取得すると設備管理では会社によりますが5000円~10000円の

資格給がもらえます。

また専任されて資格の名義を使用すると5000円~10000円程度もらえます。

さらに、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。

建築物環境衛生管理技術者まとめ


建築物環境衛生管理技術者はビルメン3種の神器の中でも比較的容易に取得できます。

それは計算問題がほぼない為(稀に浄化槽の問題でありますが)暗記力が物を言います。

取得すると会社からの評価も上がり転職にも有利になります。

資格給も高額なのでぜひとも挑戦してみてください。

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