消防設備士乙種7類概要

消防設備士乙種7類は漏電火災警報器について点検、整備ができる資格です。
漏電火災警報器はラスモルタル造の建築物のみに設置義務があり、最近の建物や大きな建物には
設置されていないようです。実際見たことある人は少ないと思われ主も見たことないです笑
受験資格は特になく誰でも受験することができます。
この資格にも免除制度があり、電気工事士の免除なしでの合格率は50%くらい、電気工事士の免除あり70%
くらいの合格率となっています。
受験料は3800円です。
仕事で資格としては使うことはまあ無いと思いますが第二種電気工事士と消防設備士乙種(甲種)4類を
取得していたら比較的簡単に合格できる資格なのでオマケとして取ってみてもいいと思います笑
消防設備士乙種7類勉強方法
消防設備士乙種7類の試験にも免除制度というのがあります。・第二種電気工事士を保有していると
基礎的知識の電気に関する部分 (5問)
構造・機能・及び工事または整備の方法の電気に関する部分 (9問)
実技試験の鑑別等 (5問)
・他の類の甲種消防設備士、または乙種消防設備士を保有していると
消防関係法令の各類に共通する部分 (6問)
が免除されますが、科目ごとの合格ラインは40%以上で全体で60%以上で合格ですので、
消防設備士の免除を使うと、消防関係法令が全4問になる為、2問以上正解しないと科目合格ラインに
届かなくなります。
免除を使うと勉強時間は減ると思いますが、ここは各個人次第です。
試験科目と出題数は
①消防関係法令 各類に共通する部分 6問
7類に関する部分 4問
②基礎的知識 電気に関する部分 5問
③構造・機能・及び工事・整備の方法 電気に関する部分 9問
規格に関する部分 6問
④実技 鑑別等 5問
の35問で第二種電気工事士の免除と他の類の消防設備士の免除を使うと10問になります。
回答は4つの選択肢から一つ選ぶマークシート方式と実技は記述式です。
試験時間は筆記、実技と合わせて1時間45分です。
消防設備士の試験は過去問が出ていない為、参考書、問題集での勉強となります。
ちなみに主が使用した書籍は
・本試験によく出る!第7類消防設備士問題集 弘文社 (工藤政孝)
リンク
の1冊のみで合格することができました。
勉強時間は30時間程度で1~2カ月あれば合格基準まで達するでしょう。
消防設備士乙種7類取得により得られるメリット
消防設備士乙種7類を取得すると設備管理では会社によりますが500円~2000円の資格給がもらえます。
また、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。
消防設備士乙種7類まとめ
消防設備士乙種7類は科目免除を使うと勉強時間も少なくてすみ、比較的容易に取得することができます。
漏電火災警報器を実際に見る事もほぼないと思いますが消防設備士4類を保有しているなら、
5年ごとの講習(初回は2年ごと)も同じ類なので取得して損することはないと思います。

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