第三種冷凍機械責任者概要
第三種冷凍機械責任者はビルメン4点セットの中でも1番難しいと言われています。
ですが冷凍サイクル、PH線を理解できれば、それほど難しい資格ではありません。
年一回の講習を受講することによって難易度は下がりますが第三種冷凍機械責任者程度なら
講習なしでも一発受験でも十分合格できるでしょう。
(講習については一種の時に詳しく書きます)
合格率は近年では平均35%くらいとなっております。
受験料は電子申請で7900円です。
この資格の取得すれば冷凍機械に関わる高圧ガスを製造できる施設で1日の冷凍能力100トン
未満の製造施設で保安管理を行う事ができます。
冷凍空調機のある冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等で設備管理の需要があります。
近年は資格不要の吸収式冷温水発生器やターボ冷凍機等が多いですが冷凍機の知識や技術を証明
する事ができます。
第三種冷凍機械責任者勉強方法
試験科目と出題数は
①法令 高圧ガス保安法に係る法令 20問 60分
②保安管理技術 冷凍のための高圧ガスの製造に必要な初歩的な保安管理技術 15問 90分
の35問で各科目60%以上(法令12問、保安管理9問)で合格基準となります。
勉強方法は参考書を熟読し、問題集、過去問を解いていき、間違ったところ、わからないところが
あれば参考書で復習し、また過去問を解くという感じですが過去問の丸暗記では不十分の可能性が
あるので冷凍サイクル、PH線図の理解をしっかりやりましょう。
ちなみに主が使用した書籍は
・トコトンわかりやすい!第三種冷凍機械責任者試験完全テキスト ナツメ社
リンク
・3冷第三種冷凍機械責任者試験模範回答集(株)日本教育センター編 電気書院
リンク
の2冊で合格することができました。勉強時間は60時間程度で2~3カ月あれば合格基準に達するでしょう。
第三種冷凍機械責任者取得により得られるメリット
第三種冷凍機械責任者試験を取得すると設備管理では会社によりますが500円~4000円の資格給が
もらえます。また保安責任者として資格の名義を使用すると2000円~4000円程度もらえます。
さらに、これも会社によりますが資格を取得した際の報奨金をもらえます。
第三種冷凍機械責任者まとめ
第三種冷凍機械責任者はビルメン4点セットの中でも一番難易度が高いと言われています。
その由縁は他の3つは過去問の丸暗記でも合格できますが、この資格は過去問と全く同じ問題は
でないからだと思います。
何度も言いますが冷凍サイクルとPH線図の理解が重要となり、その知識は
2種や1種の上位資格でもきっと役に立つことでしょう。
にほんブログ村
スポンサードリンク
コメント